HSPから見たスピリチュアルな精神科医、神田橋 條治先生。

2019-05-22更新
2019-01-12投稿

今回の記事は、精神科医のレジェンド的存在である、神田橋 條治先生についてです。HSP(敏感気質の人)かつスピリチュア好きな筆者は神田橋先生のファンです!

なおこの記事は「スピリチュアルが苦手な方」には合わないと思いますので、恐れ入りますがそっとページを戻っていただけたらと思いますm(_ _)m

生きづらいのは発達障害のせい?


もう何年も前のことですが、「私が生きづらいのは、発達障害が原因ではなかろうか(大人の発達障害ではないか?)」と思い、心療内科・精神科で相談したことがありました。

いくつか問診票や検査を受けましたが、結果は微妙なところだったらしく、「小学生の頃の通知表はない?」と何度か聞かれました。

もう手元に無いことを伝えると、「現状では発達障害という診断はできません。発達障害の疑いはあるかもしれません。」のように言われ、結局どう捉えていいのかよく分からない結果となりました。

すっきりしない中、自分でも発達障害について調べ始めました。

その中で、発達障害は治りますか?という本に出会いました。

本を読み進めると、確かに発達障害に関しては、当てはまらないことも沢山ありました。しかし、著者である神田橋先生に大変惹かれました。

「この先生なら、私の何とも言えない生きづらさを理解してくれて、解決の糸口を見つけてくれるのではないか。」との期待が膨らみ、私は遠路はるばる鹿児島まで受診しに行ったのでした。

伊敷病院で受けた神田橋先生の診察

神田橋先生がその日いらっしゃるかどうか、あらかじめ病院に電話で確認を取ってから行きました。先生はご高齢のため、常勤ではなかったのです。(先生は1937年生まれ。私が受診した当時は当時70代、2019年には82歳を迎えられます。)

診察の率直な感想を述べると、

「診察プラス、スピリチュアルセッション、ヒーリングをしていただいた!」

という印象でした。

神田橋先生がしばしば「オカルトだ」と言われるのも無理ありません。なぜなら、スピリチュアル好きな私でも「そんな診察をしていいの!?」と驚くくらい不思議な手法が取り入れられていたからです。

あまり詳しく書くと支障があるかもしれないので、箇条書き程度にしておきます。

1.あらかじめ記入した問診票に目を通し、ねぎらってくれる

2.先生の観察眼と、それを補うような言葉のやり取りで、核心に迫っていく

3.母が私を妊娠中、調子が悪かったであろうことなどを教えてくれた

4.私の疲れている部位を教えてくれる

5.「冷え性ですか?」と聞かれ、念のため独自のチェックしてくれる

6.その上で、お勧めの食材(ショウガ、春ウコンなど)を教えてくれる

7.気功や整体のようなことを少々(体のゆがみなどについて指摘される)

8.クリスタルのワンドで足をゴリゴリほぐされる

などなど。他にもありましたが、これはまたの機会に紹介できたらと思います。

3~8までは科学的根拠がなくて大丈夫!?と私が心配するほど。

こういったことは、精神科医として酸いも甘いも知り尽くした神田橋先生だからこそ安全にできるのでしょう。

もっともっと深いお話をしたかったのですが、陪席のスタッフさんが数名おられ(神田橋先生の診察を直に見て学んでいる)、私が緊張してしまい心を開けなかったのが残念です。

次回、もし機会があるとしたら、陪席のスタッフさんを気にせず神田橋先生に集中すること、HSPについての意見を聞くこと・・・をしてみたいです。

先生も人間である。ただし、名人級の。

患者としてもセラピストとしても学ぶことが多い

HSPである私は、緊張しながらも、神田橋先生を“観察”していました。

私はスピリチュアルが好きですが、何でも鵜呑みにしたり妄信したりできないタイプなのです。(どんなに好きな先生の本でも、「ここは大好き!だけど、ここのページはちょっと苦手かな」といったふうに、割と細かい。)

そんな私が神田橋先生の診察を直に受けて感じたことは、

「神田橋先生も神様ではない。だからこそ、すごい。」

といったものでした。

先生も全てが視えるわけではないのです。でもやっぱり他の人より多く視えています。

人間の肉体を持ちながら、ここまで相手のことを理解してあげられるのはすごいと純粋に感動しました。「理解」というとまた違うのかもしれませんが。

精神療法の「名人」「達人」とはこのことか、と思いました。

私は神田橋先生に対する、次の紹介文が大好きです。

治療は、一見独特で、天才肌かつ名人芸的であるが、芸事における古今の名人が全てそうであるように、緻密な観察眼と精巧な理論および長年の実践に裏打ちされた、実は極めてオーソドックスなものである。

病める患者の「身になって」、限りなく優しく、その眼差しは、氏に関係する全ての人間に注がれている。(出典:arsvi . com 神田橋 條治)

昔は患者として、今はセラピストとして、神田橋先生から学び続けています。

「神田橋語録」にみる、命に対する優しさ。

神田橋先生の治療スタイルは先程の紹介文に集約されていますが、実際、先生がどのように考えているのか垣間見ることができる資料があります。

波多腰心療クリニックという神戸市のクリニックのホームページにて紹介されている、「神田橋語録」というpdfです。

神田橋先生が述べられたことを、精神科医の波多腰正隆先生がまとめられています。(画像はスクリーンショットです。)

結構ボリュームがあるので、もし読まれる方は気になるところだけ拾い読みするのも良いかと思います。

「神田橋語録」は、5つの章で構成されています。

1.説き語り躁鬱病

2.神田橋語録

3.神田橋合いの手集

4.ある日の問答

5.編者による後書き

私はこのpdfが好きでたまりませんでした。

(波多腰先生、このようにまとめてくださって本当にありがとうございます。)

私の中では本1冊・・・もしかしたらそれ以上の内容の濃さと重みがあるように思います。目からうろこが何度落ちたことでしょう。

2行目から既に「生き物に対する優しさ」という表現を使われていますが、神田橋先生こそ「命に対する優しさ」が根底にあるのだと思います。

引用したい箇所が多すぎて、結局どれも選べず・・・。

私はこの人生において、神田橋先生に出会えてよかったと心底思っています。