HSPは生きづらい。対策・対処法は?夜明けに生まれた私たち。実例あり。

2019-07-10更新
2018-11-29投稿

生きにくいHSP、今まさに夜明けのとき

新元号「令和」が発表されましたね。これから少しずつ、繊細さんがその気質を偽らず生きて行ける時代になっていくのではないでしょうか。

HSP当事者さんが本を出版したり、インターネットを通じて作品を世に出す機会もますます増えてゆくでしょう。繊細さが長所となり才能となることも十分にあり得ます。

私自身、癒しのお仕事において、HSPの気質そのものが(全てとは言いませんが)役に立つことを知りました。

周りに合わせても、合わせなくても生きづらい

「HSPは生きづらい」「子供の頃から生きづらさを感じていた」「心身共に疲れやすい」・・・。

5人に1人の割合で存在するHSP(とても敏感な人)やHSC(ひといちばい敏感な子)にとって、この世界は生きづらいことが多かったようです。

それもそのはず。今の社会は、どちらかというと5人に4人の割合でいる非HSPが表立って活躍してきた社会だからです。

非HSP社会に合わせるHSPも多いことから、合わせないHSPは変わり者とされるでしょう。

周りに合わせてもきつい、合わせなくてもきつい、という状態が生まれかねません。

ただでさえ、HSPは炭鉱のカナリア的存在。誰よりも早く周囲の危険や異変などを察知して、苦しんできたのです。

この世界はHSPの存在なしには発展してこなかったのですが、これまでの社会でHSPが高く評価されることは決して多かったとは言えません。

現代のHSPが、生きやすい道を開いている

近年、日本でもHSPが注目されるようになり、書店でHSPやHSC関連の本をよく見かけるようになりました。ひと昔前(ほんの10年前くらい)にはなかったことです。

鈍感な世界に生きる 敏感な人たちの著者であるイルセ・サン先生はHSP当事者かつセラピストです。こういった人が世に出始めてきました。

今、世界では、とても敏感な人たちに対する考え方が少しずつ変化してきています。

繊細、敏感、内向的といった気質が、必ずしもネガティブな要素ではないとようやく社会で認知され始めたのです。

これまでは生きづらかったかもしれませんが、今まさに生きやすい方向へと道を開いていく、その最先端に当事者として私たちはいるのです。

(中には、「今さら、よくないとされていた気質がよいものだと言われても・・・」と戸惑う人もいるでしょう。実は私もその一人でした。)

しかし、ちょうど夜明け前に生まれたようなものです。次第に日が明けていく様子を楽しみましょう。

「自分がHSPだと知り、日常を生きやすくしていく」というだけで、私たちはもはや「生きやすいHSPのパイオニア(先駆者)」なのです。

「HSPだけど、これまでも生きやすかった」「こんなときは生きやすかったと知っている」といった方は、すでに先を行っています!

敏感さに対する対策・対処法など無理なくシェアできれば素敵ですね。

5人に1人、25人に1人かもしれない私たち

HSPは5人に1人の割合で存在していると言われていますが、その数について、正直あまりしっくりこなかった私です。もっと少ない割合ではないかと感じていたのです。

しかし、データがあるようなので、自分なりに次のような仮説を立て、それなりに納得していました。

「周囲に合わせて頑張っているHSPは、社会では非HSPのように見えて分かりづらいのかもしれない。」

「HSP、HSCは、学校では不登校になる確率が上がるかもしれないし、会社でもあまり目立たないなどして、私が気付かなかっただけかもしれない。」

といった感じです。ある程度は当てはまるのではないかなと思います。

しかしHSPについて調べていくうちに、別の観点からの答えが見つかりました。

HSPの中でも特に敏感な「超HSP」が、人口の中の4%(25人に1人)ほどいるとのこと。私自身がそれに該当することが分かりました。

私はHSPの中でも、より繊細で敏感な人だったため、「とても敏感な人=自分と同じような人」を探すと、5人に1人よりもっと少なく感じたのです。妙に納得です。

ちなみに敏感すぎて困っている自分の対処法の著者である苑田純子先生も、超HSPだそうですよ。

苑田先生の本ですが、私はこの青い顔の表紙を見て「怖いよ~。ここまで顔色悪くしなくても。」と感じてしまいました(苦笑)。

敏感というか、怖がりと言うか・・・、私の場合は好みが細かすぎる(許容範囲が狭い)のかもしれません。ちょっとやっかいではありますね^^; (とても目に留まるのでいい表紙だとも思います。)

同じHSPでも、程度や性格などさまざま

HSPと一口に言っても、程度は人それぞれです。病気ではありませんし、どの程度の繊細さでも、それぞれのよさがあるでしょう。また趣味や性格などは、意外と違うこともあります。

私はHSPの本を読み、多くの気付きを得てきた反面、「これはあてはまらないなぁ」ということも割とありました。

長沼睦雄先生の著書である敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本に、「部屋が片付けられない」というケースが紹介されています。

ところが、私が片付けが大好きです。「片付けが苦手。片付けができない。」という人にアドバイスを求められたり、片付けが苦手な人の部屋を片っ端から片付けたりと、かなり本気で好きなのです。

これは、本が間違っているわけではありません。HSP本の全てのケースに当てはまらなくても問題ないのです。

むしろ、全てに当てはまる方が大変かもしれません。同じHSPでも、意外と多種多様なのです。

(ふと思い出したのですが、そういえば小学生低学年頃、「なんで私はいつも散らかしたり、持ち物がボロボロになったりするんだろう?」と素朴な疑問を持っていたことを思い出しました!片付け力は、成長過程で習得したのかもしれません。思わぬ発見です。)

ちなみに、長沼先生の本は、自分に当てはまらないところも割とあるのですが、語り口がマイルドで温かく嫌いではないのです。

イルセ・サンさんの「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」も優しさや穏やかさ、温かみを感じます。

素敵なHSPさんたち の仕事、趣味に学ぶ対策

最後に、私が実際に接してきたHSPさんのことを少々ご紹介します。

彼女たちは、繊細で物腰柔らかで、目立ちこそしないものの、素敵な女性たちでした。

彼女たちの「苦しそうなとき」「上手くいっている感じのとき」を知るだけでも、自分に活かせそうなヒントが沢山詰まっています。

■HSPのAさん

Aさんは、まるで菫の花のような、控えめな可愛らしさ。

卓球をやっていました。やめてしまったあと、体調を崩しがちになったとのこと。

【彼女から学んだこと】

卓球のような室内かつ、全力で走り回らないスポーツはHSPに向いていそうです。もちろん本格的にやるとなるとハードでしょうが、初心者でも楽しめる軽いスポーツは、HSPによい巡りをもたらすはずです。

また、彼女自身は大人しく刺激が少ないことを好むタイプですが、家族が非HSPのようで、非HSP的な話題になっても「うちの家族も、それ好きだよ」といった感じで適度に話に参加していました。

こういったほどよい距離感の会話は私も参考にしたいです。

■HSPのBさん

まるで水芭蕉の花のような、清楚でしとやかな雰囲気の、おっとりとした女性です。

体もちょっとデリケート。老舗の和菓子屋さんの店舗で働いています。和服がよく似合います。

【彼女から学んだこと】

彼女は体育会系・肉食系の輪の中では損をしがちなタイプだったのですが、自分に合った環境の中では繊細で素敵な能力を発揮していました。

一般的に、「周りの人は変えられないから、自分を変えましょう」と言われていますが、HSPは自分を変えたり我慢しすぎたりして疲弊してしまうことも多いです。

自分の気質を活かせる環境を選ぶということも選択肢に加えた方がよさそうです。

おっとりした彼女に、和を重んじる老舗の和菓子屋さんの接客はとてもよく似合っていました。接客なので大変なこともあるでしょう。

しかし、店内にファーストフードや居酒屋のような目まぐるしさはなく、接客でもこのようなお店なら「あり」かもしれません。

さて、HSPのあなたは、どのような花のイメージでしょうか。そして、どんなときに苦しくどんなときに上手くいっていると感じますか。是非、友人たちにするように、温かい目線で見つめてみてくださいね。


※2019-02-15追記

当サイトに、新しいライターである小百合さんが加わりました。彼女もHSPかもしれないと感じています。(或いはアスペルガー?どちらであっても私は彼女の紡ぐ文章を好ましく思います!心地よいのです。)

※2019-04-17

HSPが令和の時代を賢く生きるために・・・「賢く対処して生きる。令和に新しく提案したい。HSP のあり方。」を併せてお読みください。小百合さんが執筆しています。

純粋で内向的な心を、利用されないためにも。

そして、あなたがもし書くことが嫌いでなければ、ライティングもHSPに向いていると思うので、トライしてみてはいかがでしょうか?

詩や絵を描くことも、写真を撮ることも、どれも素敵ですね。noteというクリエイター向けのプラットフォームで、無料で気軽に発信することができますよ。

私もnoteを昨年末から始めました。よかったら遊びに来てくださいね。(ただし、スピリチュアルの要素が含まれるので、苦手な方はスルーしてください。)

スピリチュアルが嫌いではないかた、よかったらゆっくりつながりましょう。